ビジュアルデザインだけではない!
プロジェクトの目的・ユーザー体験を考え
表現することがUI/UXデザイナーの仕事

O|UI/UXセクションリーダー
2016年f4samurai入社
K|UI/UXデザイナー
2021年f4samurai新卒入社

新卒研修後、大型IPタイトルの運営チームに配属された2年目のKさん。
インストラクターのOさんとこれまでを振り返りました。

入社して2年弱
ここまでの成長をインストラクターとともに振り返る

Kさんのいまの業務について教えてください。

K
「メインの業務はゲーム内画面のUIデザインの新規作成と改善です。ワイヤー作成から画面のデザイン、IP作品なので監修をしていただいたのちにエンジニアさんに連携、実装されたらその確認まで、一連の業務をOさんにサポートいただきながら行っています。その他にはイベントなど施策のリソース準備や、テンプレートのあるバナー作成を行っています」
O
タスクを依頼するときは、Kさんがやりたいと思っていること、少し難易度が高いけどサポートすればできそうなことを、と意識しています。最近は、ざっくりとした要件だけある仕事をいくつかKさんに提示してやりたい仕事を選んでもらってます。振り返ってみるとKさんに提示できる仕事の幅が増えて、すごく成長したなって思います」
K
「ありがとうございます。たしか配属されて最初にやったのはバナー制作の研修でした。その後は施策の準備、カードイラストの描き出し、あとはOさんの補佐としてイベント準備を行うなど、少しずつできることが増えていきました」

Kさんにとってターニングポイントになったできごとを教えてください。

K
「1年目のとき、要件にある情報をそのまま羅列しただけのバナーやUIを作っちゃってました。もっと良くできることがないかっていうのはまったく頭になかったんです。デザイナーの先輩に『機械的に文字や画像を入れるだけじゃなくて、その作品らしいデザイン、要素、飾りを入れるだけでもだいぶ印象が変わる』というフィードバックと改善案をみせてもらったんですけど、まだ自分で考えられることがたくさんあったなって気づいたんです。それ以来、見た目をより美しくすること、見る人に正しく伝わる工夫をすることなど、デザインすることの意識が変わって、デザイナーとして最大限貢献できることがないかと考えるようになりました」
O
「Kさんとしては、デザイナーの役割を深く理解するきっかけになったんだね」
K
「はい。Oさんには、作品らしい世界観、この作品の世界にこの物があったらどういう見た目をしているかを想像して、細部まで考えることが大事というフィードバックをいただきました」
O
「そうでしたね。Kさんは何か気付きがあったり自分にとって学びがあったりしたときに、言語化して人に共有してくれるので、インストラクターとしてもありがたいなって思います」

興味関心が広いKさんが学生時代に作ったポートフォリオは
幅広いテイストで表現されていた

Kさんが学生時代に頑張ったことを教えてください。

K
「与えられている環境の中で、できることを全部やりたいと思ってました。大学の授業で興味がある授業は全部取っちゃえ、って。ウェブデザイン、フォントデザイン、テーマがある上で作るブランドデザイン、3Dモデリング、実写映像など何でも手を出してみようって思っていました。学校で勉強したり、趣味でやったりして、いろんな分野の経験を培いたいっていう感覚でした」
O
「学生の時しかできないことってたくさんあるし、いろんなことを経験するのって大事ですよね。ゲームのUIデザインに興味を持ったのはいつ頃なのかな?」
K
「3年生の春ごろですかね。UIをやりたいと思ったのは結構遅かったです。就職課に『ゲーム会社でデザインのインターンやってみませんか?』というチラシが置いてあって、なんか面白そうだなと思って参加しました。それがゲームグラフィックを作るという内容で、そこからUIの面白さを知ってさらにいろんな会社のUIデザインのインターンに参加するようになりました」
O
インターンがきっかけだったんだね。
K
「そうですね。その頃、ゲームにハマっていたこともあり、ゲーム業界にはいきたいと思ってました。面白い、楽しい体験を大人が本気で作るという環境が楽しそうだなと思って」

Oさんが選考の中でKさんを評価していたポイントを教えてください。

O
「まずはポートフォリオについて。Kさんのポートフォリオにはいろんなテイストの作品が掲載されていたので、特定の世界観が好きだからという理由で作ったわけではなく、どんなテイストでもいいからとにかく作ること自体が好き、という印象を受けました。会社の中でモノと作るとなると、自分が作りたいものだけでなく、ユーザーさんに求められているもの、チームから求められているものも作らないといけなくて。どんなテイストでも作ること自体を楽しむ人がいいなと思って選考していました。それと1つ1つデザインした理由とコンセプトを考えて作っていることも伝わってきました」


K
学生時代は自分の手で作り出す、生み出すことについては何でもやりたい、媒体は何でもいいからマルチな能力を手に入れたいと思ってました。それがいまはUIに定まっています。知れば知るほど奥が深くて楽しくて。だれからも頼られるUI/UXデザイナーになりたいです」
O
「Kさんとの出会いはVIVIVIT展でしたが、話してみて真面目な人だなって思ったのと、やりたいことがある人だなと分かりました。やりたいことをやる人が伸びると思うので、そういう意志がある方に入ってもらいたいと思っていました」
K
「ありがとうございます。社内をみても、スキルがあるだけではなくて自分のやりたいことが定まっている人が活躍しているように思います」
O
「そう。定まっている人とか、それをきちんと言語化してアピールできる人。デザイナーとして任されたタスクがあると思うんだけど、そこからできることを広げていこうと思って『これやりたいです、これ挑戦したいです』と言ってくれる方のほうが仕事を任せやすいです。Kさんの場合はやりたい、挑戦したいと言うだけでなく業務外のところでUIに関する勉強をしてたよね。私が業務外でこういう勉強をしてくださいと指示をしたわけではなかった気がするな」
K
「そうですね。UIデザインをやりたいと思っていましたが実務経験も実力もなかったので勉強していました。
勉強の仕方はOさんに教えてもらいました。UIに関してはまず何から手をつけていいのやらって感じだったので、Oさんが過去に調べていたサイトをみたり、本なり競合のゲームをみたり、見よう見まねで調べ始めました
O
「『どう見たらいいかわからない』みたいな質問をしてくれたことがあったよね」
K
「そうですね」
O
「眺めはしたけどどう解釈すればいいかわからない、どう咀嚼すればいいかわからないという状態だったよね。ちょうどそのときに私自身も他社のゲームUI研究レポートをまとめていたので、それを渡して「どういう視点でUIを解釈しているか」を感じ取ってもらうようにしました。そうしたらKさんが自分でいろんなゲームをさらに研究してくれて、調査した内容を資料にまとめてUIデザイナーの社内勉強会で発表してくれました。そのときにゲームUIを多角的な視点で解釈できるようになったり、深く考えられるようになったんだなと感じて『Kさんに画面の改修業務を任せてみよう』って思えるようになりました
K
「うれしいです。Oさんのレポートをみて、自分より視座の高い人はこういう見方をするんだ、って勉強になりました。レポートを見ている中で、Oさんだったらどう見るかな、と違う目線で見ることを意識できるようになりました」

インストラクターが育成で意識していることは
些細なことも言語化し共有すること

インストラクターとして立てた育成の目標を教えてください。

O
「インストラクターが1年の計画を立てるんですけど、1年目の終わりにゴールとして設定していたのが『一通り施策の準備が自律的にできるようになる』ということ。これが思ったより早く達成できました。2年目の目標として、UIデザインをやりたいという本人の希望があったので、それをできるようになってもらうという目標を立てました。実際に新規イベントの実作業を担当してもらったり、画面改修業務を自律的に遂行できるようになってきているので、これも思ったより早く達成できている気がします。デザインが成り立つための5段階構造があるのですが、その5段階を全部一人で提案できるようになると、より提案力のあるデザイナーになれると考えています。働いている人の中でもこの5段階が全部できる人は限られていますが、Kさんは「自分の手で作り出す、生み出すことについては何でもやりたい」という野望があると思うので、チャレンジしがいがあるのではと思います。いまのKさんはビジュアルデザインとレイアウトは一定のレベルにあると思うけど、次は構成内容、構造を自分で考えて提案できるところまでできるようになってくるといいですね」



K
「ビジュアル面についてもまだまだだと思ってるんですよね。ビジュアルデザインってUIの見た目も含めロゴ、アイテム、バナーなどいろいろあると思うんですけど、美しさを作ることに関してはまだできることがあると感じます」

着々と成長していますね!素晴らしい。
Oさんがインストラクターとして意識していることを教えてください

O
「心がけているというか自然にそうなっちゃってるんですけど、自分の頭で考えていることをそのまま話すようにしてます。『これどうやったらいいだろうね。こうかな。あ、でもこっちの方がいいのかなあ…』といった感じで、考えながら話をしています。あとは画面設計やデザイン案を考えるときにiPadにメモしてるんですけど、それを共有して考えている過程を共有することもあります」
K
「それが本当にありがたくて、考えている過程って想像がつかないじゃないですか。でも、そこに至るまでの過程を知れると考え方を吸収できるのでありがたいです」
O
「普通は他人に何かを伝える時、考えや情報を整理して順序よく簡潔に話すことが必要なのですが、Kさんの場合は思考の過程を観察して自分で解釈・整理してくれるので、こういった教え方が成り立ってるのだと思います。インストラクターをやることになってから、自分が普段何気なく考えていることを言語化して共有することを続けていました。その中でも重要なこととして、『目的を考える』ということは伝えていたつもりです。最近では今回の改修の目的ってこれだよね!みたいなことをあえて言わなくても自分で考えて定義してくれるようになりましたね
K
「見た目のデザインに迷ったときに、前提となるやりたい理由まで遡って考えたりするので、実現したい目的はデザイナーも深く理解しないといけないと思っています」
O
「そもそもなにがやりたいんだっけ、って大事だよね。こないだのUIデザイナーの勉強会ではインストラクターをやる中で感じた、普段何気なくやっているけど大事なことを体系化してみんなにも伝えました」


どんなときに気づきをシェアしていますか?

O
「1年目のときは毎月業務の振り返り会を実施していました。2年目のいまは他のメンバーと同じように毎月の1on1に加え、振り返り会をタイミングをみながら実施しています。聞いているつもりにならないよう、聞くことだけに向き合うっていう時間をちゃんと設けることを意識しています」
K
「振り返りの場では、タスクをやっていて思ったことを共有しています。作っていたときの気持ち、イベントが終わったあとユーザーさんの意見をみて思ったこととか。この気持ちを共有したいって思って話をしています」
O
「あぁ、わかる。私もすぐ口にしちゃいますね。『これどう思う?私はこう思うんだけど』みたいな」
K
「振り返りの場は本当にありがたいですね。入社する前は新卒の意見を聞いてもらえる場があるのかなって思っていましたが、思ったこと感じたことをちゃんと聞いてもらえて、今後に活かすための振り返りを一緒にしてもらえて。想像と全然ちがいました。わざわざ機会を設けてもらっているのでこの場で素直な思いを言っちゃえ!っていう感じです」

ユーザー体験を考えられるデザイナーになる

4月で入社して3年になりますね。ここから先、どんな目標を持っていますか?

K
「直近の目標は自分に与えられたタスクをしっかりこなしていくことはもちろん、求められているクオリティ以上のアウトプットを出せるようになりたいです。設計書に書かれていないことまで考えて、ユーザーさんの気持ちも汲めるUI/UXデザイナーになりたいです。『デザインに関することだったら、まずはKさんに聞けばいいよね』と頼ってもらえるような。今はみんな困ったことがあるとまずはOさんを頼ると思うのですがそんな感じです。憧れです!」
O
「まずはなにか大きいことをやり遂げたという実感と達成感を持ってほしいと思っていましたが、2年目で着実に成果を出してくれていると思います。究極の目標は施策やデザインの目的から定義して提案できるデザイナーになるというところです。
引き続きがんばりましょう」
K
「はい、がんばります」
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